焼結金属フィルターの逆洗方法について

焼結フィルターとは

 ・逆洗式ろ過装置の フィルター洗浄方法はフィルターを

  永く使用するために大変重要なのでここで説明します。

 ・ろ過時においては焼結金属フィルター表面に圧力をかけて

  ろ過します。フィルター自体強固な作りでかなり高い圧力を

  かけても変形したり表面が変化することはありません。

  焼結金属とは金属の粉末を文字通り焼き固めたもので、粉末の

  大きさによりろ過できる粒度が違ってきます。

焼結フィルターの種類は

  ろ過する目的によりフィルターの粒度を変えますが、本装置では

   1, 2, 5, 10, 20, 40, 70ミクロンの種類が有ります。また、材質では

  SUS316、ブロンズがあり、どちらも選択が可能です。

 フィルターには焼結時にできた小穴「スキマ」が無数に開いており表面に

  圧力をかけると液は通過しますが、異物は小穴に引っかかって

  止まります。当初はスムーズに液は流れますが表面を異物が

  覆い尽くすと流れが少なくなってきます。

  この状態になりますとフィルター詰まりの状態ですので、一旦


  運転を止めます。

焼結金属フィルターの逆洗方法は

 ・本装置では、ここで逆洗操作に移ります。今まで入口を通過していた

  バルブを一旦閉じ、フィルターでろ過された液が洗浄タンクに

  プールされていますので、連結したエアーシリンダーにより

  フィルターに向けて今度は内側から圧力噴射します。この噴射を

  5回ほど繰り替えすと、フィルター表面に付着している異物は

  フィルターから剥がれて下方へ落ち一旦サイトグラスに溜まります。

  まだ、この状態では微細な異物が僅かに残っていますので

  サイトグラス下方のバルブを開けて、さらに高圧ポンプで
 
  噴出します。ここから噴出する液は、ろ過されたクリーン液が使用

  されますのでフィルターは元の奇麗な状態に戻ります。

  この時間は合わせて60秒位です。

逆洗後の液は

 ・高圧ポンプから押し出された異物はサイトグラスを通り外部に用意

  されたバックフィルターに入り、ここで水切りをいたしますので異物は

  乾燥した状態で取り出しができます。ここから排出された汚液は

  ダーティタンクに戻します。


                                サイトグラス       バックフィルター