逆洗式超精密ろ過装置の仕組み
【フロー図】洗浄シリンダーを使用しての液洗浄と高圧洗浄ポンプの2段回洗浄
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【逆洗方法】逆洗時は内側から高圧水を外側に向けて噴射すると剥がれたコンタミは 下へ落ちてサイトグラスに一旦プールします 。サイトグラス内でコンタミ類の落下する 様子が目視出来ます。 |
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微細な粉末切粉の処理方法は? ・一般的に超硬、ガラス、石英等の微粉末は今まで遠心分離機などで分別していましたが 今回の逆洗式超精密ろ過装置の使用でイニシャルコストが低く、金属フィルターを逆洗 で洗い流すことによりコンタミ類を比較的簡単に徐去することができます。 ・徐去したコンタミ類はバックフィルターで水切りをして水分のない固形物として取り出 しができます。固形物の分離にあたってろ過補助剤の必要はありません。 ・本装置では、シンプルな構造で場所をとらないためどこにでも置くことが出来、簡単に 微粒子の補足ができ、他の費用発生もありません。 フィルター等消耗品の発生しない装置において是非SDGsへの取り組みをお考え下さい。 (PAT) |
精密研削盤での微細切粉の処理方法は? 一般的に使用されている研削盤での切粉処理はマグネットセパレーターが主流であり 吸着処理が行われています。近年のマグネットセパレーターはかなり性能が良くなって およそ10〜20ミクロン程度まで吸着処理ができるようになりました。精密研削においては 更に微細な1〜10ミクロン程度の粒子捕獲が必要で、マグネットセパレーターで処理後、 PPフィルターまたは遠心分離機に頼らざるを得ませんでしたが、フィルター使用は ランニングコストがかかり、遠心分離機ではイニシャルコストが高くなります。 またマグネットセパレーターでは非磁性体で使用する事は難しく、微細切粉は難題でした。 本機におきましては1台で発生する切粉処理をすべて行える仕様になっていますので 場所も取らずランニングコストの発生もありません。 逆洗式の金属フィルター寿命は結構 長くて、1年間程度は使用が可能ですが性能低下した場合、金属フィルターの交換時間は およそ10分間位で交換作業が終了しますので機械停止はほとんどりません。。 |