エンジニア必見! 切削工具節約の裏技 工作機の刃物寿命、新液を刃先へ直接冷却させる ことで20%の工具費削減に成功しました |
切削液を自動希釈装置でタンクにこまめに補充するだけで解った刃物の長寿化 |
・私共のクーラント液自動希釈装置を導入して工具費の大幅延長をされた会社があります。 消耗品である工具費用削減はどこの会社も苦労しておみえです。 ・クーラント液自動希釈装置を導入して以来、工具費用の統計を進めてきました。 およそ3ケ月後から工具費用が15~20%削減しています。 当初はその原因が解らなかったのですが問題は切削液に起因することが判明しました。 ・刃物は正しい希釈倍率とPHを維持することが大切です。 今までは、朝1回、夕方1回液を作りおよそ40Lずつタンクへ補充していました。 水道水を20Lを汲み、原液を1L計測し、棒でかき混ぜた後タンクへ入れていました。 ・クーラント液自動希釈装置を導入してからは自動給油をしますのでこれらの作業は すべてなくなりました。 ![]() ・技師長の指導でタンクへの液の落としどころは、工作機切削液吸入ポンプのすぐ近くへ ホースを設置しました。 ・こうすることで希釈装置から吐き出された新液がポンプに吸い込まれて直接刃物に かかるようにしました。 ・さらに、タンク側センサーのON-OFFの幅を少なくして補充回数を多くしました。 ![]() 具体的には、8時間で1~2回補充をしていた回数を5回ほどに多くしました。 1.5時間に1回新液がおよそ8㍑追加されることになります。 ・これらの相乗効果により刃物寿命が一気に延長されました。 ![]() |